洗濯するとき色物ってよく言いますけど、そもそも色物とはどんなものなのでしょうか?
洗濯するときに色物の分け方はどうすればいいのでしょうか?
大事にしている服の色が、色移りで変わってしまったら大変です。
取り返しのつかなくなるのを防ぐため、洗濯前に、確認しておきましょう。
また、色物でも色移りしてしまうものがあります。他の衣類に色移りしてしまわないよう、洗濯の時に色移りするかどうかの見分け方についてもご紹介します。
洗濯するときの色物とはどういうもの?
衣類を洗濯する際によく聞かれるのが、「色物と白物を一緒にして洗ってはいけない」という洗濯の基本です。
ここでの「色もの」とは、染色の方法や素材によって洗濯するとその色が落ちて他の衣服に色が移ってしまうもののことを指します。
例えば、白のTシャツと買ったばかりのデニムを洗ってしまった場合には、真っ白だったはずの白いシャツがいざ干す段階になって見てみると、青みがかった感じに変色していたりします。
もしも、これがお気に入りの衣類で起こった場合には、洗濯してきれいになるどころかもう二度と着れなくなるなんていう悲劇が起こってしまうかもしれません。
なので、洗濯する時には一緒に洗っても大丈夫かどうかの確認が大切です。
ちなみに、色落ちしやすい素材としてよく挙げられるが、色の濃い服・海外で製造された服・綿製の衣類・麻製の衣類・シルク製の衣類などです。
これら以外にも色落ちの悲劇につながる種類もあるので、洗濯時には注意しましょう。
洗濯の色物の分け方はどうすればいい?
いつもの洗濯で色ものを分ける第一のポイントは、「その衣類が色移りしてもよいかどうか」です。
自宅だけで利用する限定的なものや古くなったものに関しては、色移りしても問題ないという状況であれば、他の衣類と洗濯してもよいでしょう。
もしそうでない場合には、「衣服でも白系とそうでないものを分ける」というのを判断基準にする手があります。
白は最も色の変化が分かりやすい色で、それとは対照的に有色の衣類は色移りの原因である染色加工がなされている可能性大です。
衣類の色が変色するリスクを避けるためにも、白系とそうでないものを分けることを強くおすすめします。
さらに、有色同士でも色移りの危険性はゼロではないので、本当に色移りしてほしくないものはそれのみだけで洗濯するというのが失敗のない方法です。
お気に入りの衣類をできるだけ長く着たいというのが多くの人の本音です。
その実現のためには、何気ない常日頃の洗濯にも気を遣う必要があります。
洗濯の時に色移りするかどうか見分ける方法
衣類を洗濯する際に色移りしてしまうかどうか心配になる時ありますよね。
色移りしてしまうかどうの見分け方ですが、簡単に調べることができます。
まず用意するのは白いタオル・利用する予定の洗濯用洗剤液・テストする衣類の3点です。
まず、白いタオルに洗剤を染み込ませます。
この際、洗剤を大量につける必要はなくタオルの端のほうの2㎝×2㎝くらいの範囲に染み込んでいれば十分です。
その後、洗剤のついたタオルの部分を衣服の内側など目立たない場所にトントンと軽く叩いてみます。
このあとで、白かったタオルに色がついていた場合には「色移りする衣類」と判定できます。
もしこのテストで色落ちすると判定された場合には高い確率で色移りするので、大事な衣類といったものと一緒に洗濯することは絶対にしないほうがいいです。
あなたに大切な衣類を洗濯する機会があれば、ここで紹介した「色移りテスト」をぜひ試してみて下さい。
もしかすると、あなたの大切な衣類を悲劇的な色移りから守るためにお役に立てるかもしれません。
まとめ
軽く洗濯の色ものや色移りについて説明しましたが、大事なのは洗濯前のちょっとした注意です。
忙しい中ではなかなか難しいこともあるかとは思いますが、自分の大切な衣類を守るためそして長く着続けるために意識しましょう。