ケーキを作っていたら小麦粉がダマになっちゃったりするとがっかりしますよね。気分もめげてしまいます。
そこで、小麦粉のダマを解消するにはどうするか、ダマになる原因や、ダマにならない方法はどうすればいいのかなどご紹介します。
小麦粉のダマを解消するにはどうしたらいい?
小麦粉がダマになるのは、ホワイトソースを手作りするときが多いですね。
お好み焼きとか、適当に作るときも小麦粉がダマになりがちです。
少しずつ混ぜるとたいてい大丈夫なんですが、時間がなくて急いで作るとドバっと入れてしまって失敗します。
ダマが出来てしまったときは、少なめのときは、ひとつひとつのダマをゴムベラとか木べらでボールの周りでつぶしてよくかき混ぜるか、または裏ごし器で丁寧に裏ごしするとなめらかになります。
スポンジケーキの生地を作っているとき、小麦粉を入れてダマになったら、これは残念ながらそこで失敗です。
生地をこね回していると、泡がつぶれて膨らまないからです。
バターが多いパウンドケーキの場合は、ゴムベラでダマをつぶしたり、裏ごししたりしてもいいと思います。
なぜかというと、ベーキングパウダーが入っているので、少しばかり混ぜすぎても大丈夫だからです。
が、やはりふっくらしたケーキでなくしっとりきっちりという焼き上がりになると思います。
小麦粉がダマになる原因はなに?
小麦粉がダマになる原因は、あらかじめ振るっておかなかったとか、振るいながら入れなかったということが、一番の原因だと思います。
めんどくさいと思って、ドバっと一度に入れると混ぜるのも大変だし、ダマになること間違いなしで、余計に手間がかかります。
レシピには、小麦粉を材料に入れるときは、何度かに分けて入れるとありますが、その何度かにこだわらず、自分量で少しずつ入れていくのがポイントです。
2,3回に分けて入れるというのを、5.6回になっても、7.8回になってもいいから
混ざって滑らかになったら、次に少し入れて、また混ざったら少しずつ入れて行きます。
面倒な感じがしますが、結局はだまにならないんですよ。
そしてホワイトソースでも、お好み焼きでも、スポンジケーキ、パウンドケーキやクッキーでも、卵やバター、水などに小麦粉を混ぜるときは、木べらやゴムベラではなく、
泡立て器で混ぜる方がダマになりにくいです。
また、古い小麦粉で湿っていたりするとダマになりがちなので、新しい小麦粉を使いましょう。
小麦粉がダマにならない方法はどうすればいいの?
小麦粉をだまにならずに滑らかな生地にするには、ドバっと入れて、がさっと混ぜないことですね。
少しずつ混ぜること、混ざって滑らかになってから、次を入れる、これがコツです。
お好み焼きとかも、パン生地を混ぜるときのように、ボールの周りに小麦粉の土手のようなものを作り、真ん中に卵や水気のある材料を入れて混ぜ、少しずつ土手の小麦粉を崩す要領で、泡立て器を使って混ぜて行くと、ダマにならないです。
また、上記でも述べましたが、ケーキの生地を作るときは、振るった小麦粉を、さらに振るいを通して振るいながら少しずつ混ぜるというのも、鉄板のやり方です。
泡立て器を使うと粘りが出るとおっしゃる先生もいらっしゃいますが、そっと使うと大丈夫だし、だんだん混ざって来てから木べらやゴムベラで底から切るように混ぜると、ちゃんと混ざってくれます。
ホワイトソースを作るときは、バターを溶かした後、小麦粉をどばっと入れてもいいですが、お鍋のなかで少しずつ混ぜましょう。
その後牛乳を投入するときにまたダマにならないよに、温めた牛乳を少しずつ混ぜることがコツです。
まとめ
小麦粉をだまにならないように混ぜるには、振るって使うこと。
そして振るいながら少しずつ材料に入れて、混ざったら追加を繰り返し、
丁寧に泡立て器を使って混ぜることです。
また、だまになってしまったら、裏ごし器で濾すか、ひとつひとつゴムベラや木べらでつぶすという作業をこなすと、なめらかな生地になります。
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