蛍光灯の丸型の交換の仕方って初めてやろうと思うとちょっとわからないですよね。
そこで蛍光灯の丸型の交換はどのようにすればいいのかまとめました!
また、蛍光灯を交換するときの注意点や、蛍光灯の型番についてご紹介します!
蛍光灯の丸型の交換の仕方はどうやればいいの?
安全のために蛍光灯の交換作業はなるべく晴れの日の昼間に行ってください。
それは作業内容を順を追って説明していきます。
1.蛍光灯の電気を切る
まず蛍光灯の電気を切って、蛍光灯が熱くなっていないか確認してください。
熱い場合は、そのまま熱がおさまるまで待ちます。
部分的に熱くなっている可能性もあるので少なくとも10分以上時間をおきます。
時間が経ったら蛍光灯に手を近づけて熱がこもっていないのを確認します。
2.ソケットを蛍光灯から抜く
蛍光灯に刺さっているソケットを見つけてください。
ソケットとは蛍光灯と照明器具を電気的につなぐプラグのことです。
照明器具から伸びている線が蛍光灯と繋がっている場所を探せばすぐ見つかります。
ソケットを外すには、まず蛍光灯をしっかり握ります、そしてもう片方の手でソケットをつまみ、少しずつ蛍光灯から外していきます。
硬くなっている場合は上下左右に軽く振りながら抜きましょう。
一気に抜こうとすると照明器具に手をぶつけて怪我をすることがあります。
3.照明器具から蛍光灯を外す
蛍光灯を照明器具に固定している金具を確認してください。
金具の形状はいくつか種類がありますが、フック状のものが一般的です。
金具から蛍光灯を外しますが、金具がきつい場合があります。
金具の先を蛍光灯から離すように押し込み、外れてきたら蛍光灯を下に引っ張りながら金具を蛍光灯の上に滑り込ませます。
同様にして残りの金具を蛍光灯から外します。
力の加減が難しい作業です、蛍光灯を落とさないよう注意してください。
4.新しい蛍光灯を照明器具に取り付けます
作業手順3で説明した手順とは逆の手順で蛍光灯を照明器具に設置します。
設置できたらソケットを蛍光灯につなげます。
入らないならソケットの向きを逆にして再度刺し込んでください。
無事点灯できたら作業終了です。
古い蛍光灯は新しく買ってきた蛍光灯のケースにしまっておいて、指定のゴミの日に捨ててください。
蛍光灯を交換するときの注意点
蛍光灯を交換する際はグローランプの状態も一緒に確認してください。
蛍光灯を点けた際に点滅が続いたり、点滅から点灯するまで時間がかかるようならグローランプも交換の時期です。
点灯後に蛍光灯が暗い場合は蛍光灯を交換、なかなか点灯しないならグローランプの交換と覚えてください。
グローランプの交換は蛍光灯に比べて簡単です。
豆電球のようにネジって取り外すことができます。
価格もホームセンターなどで100円台で販売されていますので、蛍光灯の点きが悪くなったら豆電球以外の豆電球大の部品2つを照明器具から外して、お店に持って行き同じ型のグローランプを購入してください。
蛍光灯の交換時期ですが、早めを心掛けてください。
というのも、蛍光灯が暗くなったと感じる頃には本来の70%程度の明るさしかありません。
その状態で使い続けると目に負担がかかります。
年配の方ですと足元が見えづらくなります。
安い買物ではないので躊躇される型もいらっしゃるでしょうが、怪我をすると治療費は蛍光灯より高くつきますから、夜間に少しでも見えづらいと感じたら蛍光灯を交換してください。
蛍光灯を買うときには型番や色の種類をチェック
蛍光灯には多くの型があります。
型が違うと照明器具に接続できなかったり、接続できても点灯しないので照明器具が利用できる型を購入する必要があります。
まず確認するのは型番の最初の3文字と、その後に続く数字です。
最初の3文字は蛍光灯の点灯形を意味しています。
例えばFLRの場合はグロー管が必要なスターター形になります。
続く数字は蛍光灯のワット数になります。
この後にもアルファベットが続きますが、最初の3文字と続く数字が同じ蛍光灯を購入してください。
型番の書かれている部分をスマホで写真を撮ってしまうのもいいですね。
ちなみに後に続くアルファベットの意味は光の色合いになります。
Dが昼光色、Nが昼白色、Wが白色になります。
EXとあるものは無いものに比べて明るく長寿命です。
一般的な蛍光灯の色合いが欲しい場合はEXかDを選んでください。
よく分からないという方は最終手段として、蛍光灯をお店に持っていってください。
まず間違えることはありませんし、違っていた場合はお店側にも責任がありますから交換を申し出る際の抵抗感は軽くなります。
まとめ
やってみると分かりますが蛍光灯の交換は誰でも簡単にできます。
蛍光灯選びだって、不安があるようでしたら古い蛍光灯をお店に持っていけば交換できるものを選んでくれます。
つまづくことがあるとすれば蛍光灯を金具から外すところぐらいです。
金具自体は丈夫にできているので力を入れても問題ありませんが、ものによっては手を切りやすい形状だったり、滑りやすかったりするので、その時はゴムや皮手袋をはめて作業をしてください。