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年中行事

前厄 本厄 後厄ってどういう意味?年齢は何歳?お祓いは?

投稿日:2017年10月21日 更新日:

お祓い

 何か悪いことがあると「今年は厄年だから・・・」とか、「来年は本厄だ~」とかよく聞きますよね。

前厄、本厄、後厄なんかがありますけど、そもそも厄年ってどんな意味があるのでしょうか?

また、男性と、女性で厄年が違うみたいだけど、何歳が厄年なのでしょうか?

厄年の時ってお祓いとかはどうしているのでしょうか?

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前厄 本厄 後厄ってどういう意味?

 厄年ってなに?前厄 本厄 後厄ってどういう意味?

わざわいや災難に逢いやすいとされる年齢のことです。

平安時代からあったようですが、陰陽道が元になっているの言われることもありますが、そういう説もあるということで、由来ははっきりしていないようです。

また、科学的な根拠もないようです。

しかし、厄年は広く知られていて、地方や宗派などによっても様々な風習があります。

ただ、仕事などで責任が重くなったり、健康面でも、疲労が蓄積していたり、体力の低下や体のあちこちに不具合が出てきたり、病気などになりやすかったりと、精神的にも、肉体的にも注意して、気を付けた方が良い年ごろでです。

厄年に生活面や健康面など、いろいろ見直していくにはよい機会となります。

厄年には、前厄、本厄、後厄があります。

よく、厄年と言われ中心になるのが、本厄です。本厄を基準に前厄、後厄があります。

前厄とは、本厄の前年のことになり、本厄に備えて生活に注意していきましょう。前厄は本厄の次によくないと言われています。

後厄とは、本厄の次の年のことになります。本厄が終わったからと気が緩まないよう注意して生活するようにしましょう。

前厄 本厄 後厄の年齢って何歳?

 ところで、前厄 本厄 後厄の年齢っていったい何歳なのでしょうか?

基準となるのは本厄の年齢ですね。本厄の年齢前後が、前厄、後厄になり、また、男性と女性でも違ってきます。

一般的な厄年は↓の通りです。

男性
前厄 本厄 後厄

24歳 25歳 26歳
41歳 42歳 43歳
60歳 61歳 62歳

女性
前厄 本厄 後厄

18歳 19歳 20歳
32歳 33歳 34歳
36歳 37歳 38歳
60歳 61歳 62歳

また、この中でも、男性の場合は42歳、女性の場合は33歳が「大厄」と呼ばれています。

「大厄」は、わざわいや災難にあう確率が増えるといわれているので、より注意が必要です。

女性の場合は30代に、前厄、本厄、後厄合わせて6年間あります。特に注意しましょう。

また、厄年の年齢の数え方は、一般的には年齢には数え年で数えられることが多いのですが、地域や神社、お寺によっては、は「数え年」ではなく「満年齢」で数えることがあります。

「数え年」も神社によって加算日が、1月1日なのか、立春の日なのか、などの違いがあります。

厄年の近くの年齢になったら、確認しておきましょう。

ちなみに、数え年というは、生まれた年が、1歳ということになります。

そして、年が変わり、1月1日(立春になるところもあります)になるごとに、1歳ずつ足されていきます。
12月31日生まれの場合、1歳なのは1日だけで、翌日の1月1日には2歳になります。

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前厄 本厄 後厄 お祓いってどうすればいいの?

 前厄 本厄 後厄 お祓いってどうすればいいのでしょうか?

まず、厄年だからと言って、必ずお祓いにいかなければならない、ということではありません。

その辺は、人それぞれの考え方があるので、お祓いに行かない人も多いです。

ただ、厄年が気になってしまう人も多いです。

厄年と言うと、ケガや病気、体調も変化も起こりやすい年ごろです。また、事故や災難、仕事や生活のことなど、いろいろ気になることができてきます。

気になりだすと、止まらなくなってしまいますね。

そういった場合には、気にしながら悩んでいるよりも、お祓いに行くことを考えてみてもいいかもしれませんね。

お祓いをするときは、神社やお寺で祈祷してもらいましょう。

祈祷料は、5,000円~というところが多いようです。また、数え年や満年齢など、年齢の数え方も、神社やお寺、地域によって違うことがあります。年齢が過ぎちゃっていた、なんてことにならないように前厄の年齢に近くなってきたら合わせて確認しておきましょう。

本厄だけお祓いされる方もいますし、前厄、本厄、後厄とお祓いされる方もいます。決まりがあるわけではなく、この辺りもそれぞれになってしまいます。

どちらにしてもお祓いをしてお願いするばかりでなく、後厄が終わったら、感謝の気持ちをもってお礼をするために「お礼参り」も忘れずにしましょう。

お祓いやお礼参りでの服装は、昇殿参拝の場合は男女ともスーツなどフォーマルな恰好にしましょう。

派手なネクタイや肌の露出は避け、会場で靴を脱ぐので、靴下もちゃんとしたものを用意しましょう。

まとめ

 厄払いに行く、行かないはそれぞれ考えがあると思いますが、厄年ということで、自分自身が自覚して、健康などに注意していくことはいいことですね。

厄年と聞くと、よくないことが起こりそうなイメージがあるかもしれませんが、自分を見つめるいい機会なので、厄年を良いきっかけとして過ごしていきたいですね。

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