片栗粉の保存方法って失敗してしまうとカビやダニなどで使えなくなってしまうのでとても重要ですよね。
そこで片栗粉の保存のしかたについてまとめました。
また、片栗粉を保存するときの注意点、容器などについてもご紹介します。
片栗粉の保存方法について
片栗粉は料理のとろみ付けや唐揚げの衣にしたりつなぎに使ったり様々なシーンで活躍する食材です。
でも一度開封してしまうと使い切るまでになかなか使いきれない食材の一つですよね。
片栗粉の消費期限は約1年半と割と長いですが保存方法が適切でないと黄ばんでしまったりカビてしまったり最悪の場合コナダニというダニが棲み付いてしまう事も有ります。
コナダニが直接人体に影響を及ぼすことは有りませんがダニアレルギーが原因のアナフィラキシーショックを引き起こす事も有ります。
春から秋にかけては高温多湿の環境になってコナダニが活発になります。
湿度60%~80%・温度25℃~30℃以上で爆発的に増えると言われています。
ジメジメした梅雨時は特に危険な季節なので要注意です。
片栗粉の保存は購入した袋のまま輪ゴムで口を縛り常温で保存している方が多いと思いますがコナダニは僅かな隙間や穴でも容易に潜り込み繁殖してしまいます。
その為、プラスチックの密閉出来る容器やジップ付きの保存袋に片栗粉を購入してすぐに移し替える事をおすすめします。
片栗粉を保存するときの注意点について
片栗粉を密閉できる容器に移し替えたら常温の場所で保存するのはやめましょう。
温度が低く(1℃~15℃)なおかつ温度変化の無い直射日光が当たらない冷暗所にし
それらの理由から特におすすめの保存場所は冷蔵室や冷凍室です。
開閉し温度変化の影響が大きな冷蔵庫のドアポケットは袋や容器内に結露しやすくなるので避けましょう。
冷蔵庫の奥か冷凍庫に入れると片栗粉の劣化を防げます。
冷凍庫に入れると片栗粉が凍ってしまうのでは?とご心配の方もいらっしゃると思いますが片栗粉は冷凍しても変質しないので大丈夫です。
それよりも他の食品の匂いや冷凍庫独特の匂いが移りやすいので保存袋を2重にしたり匂いの強い物の隣に置かないように注意しましょう。
一緒に乾燥材も入れれば黄ばみやカビ・コナダニのリスクが減るのでより安心できますね。
片栗粉を保存しながら便利に使えるおすすめ容器
冷蔵庫や冷凍庫の中に片栗粉を保存するのに2重の袋に入れていると使う時にちょっと面倒だなと感じる方もいらっしゃると思います。
そのような方におすすめしたいのが100円均一で購入できるドレッシングボトルです。
はちみつが入っているような本体が柔らかい物・口が細すぎない物を選べば片栗粉を食材に直接振りかけたり計量スプーンで測れるのでとても使いやすいですよ。
キャップがネジ式になって居る物や簡単に開かない構造の物ですと冷凍室に入れた時に蓋が勝手に開いてしまう事が無いのでおすすめです。
最近では粉末のダシを入れる専用の物も出てきているのでそれを活用しても良いですね。
まとめ
冷蔵室や冷凍庫など高温多湿を避けた場所で乾燥状態で保存する事が一番です。
まずは現在使っている片栗粉が消費期限切れでないかチェックし大丈夫であれば密閉容器に移し替えましょう。
その際、マスキングテープに消費期限を書き込み容器に貼っておくと便利です。
片栗粉を開封したら1~2か月を目安に出来るだけ早めに使い切りましょう。
カビやダニのリスクを避け安心安全な片栗粉を使いお料理したいですね。