ハンバーグのタネがゆるいとせっかく手作りしても出来上がりが納得できないときってありますよね。
そこで、ハンバーグのタネがゆるい時の対処法についてまとめました。
また、ハンバーグのタネがゆるい原因と、美味しく作るコツやひび割れ・生焼けの無いハンバーグにする成型と焼き方のポイントについてもご紹介します。
Contents
ハンバーグのタネがゆるい時の対処法は?
折角の手作りハンバーグがなぜかユルユルで成型出来ないなんてことも有りますよね。
そんな時は慌てずタネに含まれる余分な水分を吸収する事を考えましょう。
まずはパン粉や食パンを細かくちぎった物を足して調節してみましょう。
健康を考えるなら今流行りのおからパウダーを活用すると良いですね。
その場合は入れすぎるとモサモサとした食感になりタネがまとまりにくくなってしまうので要注意です。
高野豆腐を乾燥状態で摩り下ろして使うとおからパウダー程モサモサとした食感になりにくいのでおすすめです。
あとはお麩もタネの水分を吸収するのに大いに役立ちます。
こちらも乾燥状態で砕いてタネに加えてみてください。
ハンバーグのタネがゆるい原因と、美味しく作るコツは?
タネがゆるくなる原因は食パンやパン粉を牛乳に浸した後にしっかりと絞っていない事。
そして玉ねぎや他の野菜がひき肉よりも比率が多い事等が考えられます。
でもお子さんに野菜を食べて欲しいと沢山野菜を入れたくなりますよね。
その場合は牛乳を使わずに作った方がタネが緩くなりすぎず美味しいハンバーグが出来ますよ。
あとはタネの温度が高いとひき肉から脂が溶けてゆるくなります。
玉ねぎを炒めタネに入れる場合はしっかりと冷ましてから混ぜ込みましょう。
ふっくらジューシーな美味しいハンバーグを作りたい場合は初めにひき肉の粘りを引き出すことがポイントです。
まずは調味料や具材を入れる前にひき肉を捏ねておきます。
その際手を使うとひき肉の温度が上がってしまうのでゴムベラやしゃもじ等で捏ねます。
ひき肉にしっかりと粘りが出てきた後に調味料・炒めた玉ねぎ・溶き卵等を入れ捏ねすぎないようにさっくりと混ぜ合わせます。
ひび割れ・生焼けの無い美味しいハンバーグにする成型と焼き方のポイントって何?
ポイントはタネの温度です。
しっかりとひき肉をこね具材や調味料を混ぜ込んだ後は冷蔵庫で30分~1時間ほどタネを冷やしておきます。
一番大切なのは手の温度がタネに加わりすぎないよう素早く成型する事です。
長時間タネをいじるとあっと言う間にタネに温度が伝わりお肉の質が変わってしまうので注意しましょう。
素早く成型するには大きさの目安や形などを予め決めておくと作業が早くなります。
大きさの目安として1つあたり120g~150g位に分割して成型しましょう。
お弁当用に作るハンバーグは50g~70gが目安です。
ハンバーグは厚過ぎず、大きすぎず表面を平に整えれば焼きムラや生焼けなどの失敗が有りません。
中央をへこませなくても火加減を弱火に保ちゆっくり焼いていけばひび割れの心配も無いです。
ひび割れする原因はひき肉の捏ね不足と玉ねぎや他の野菜等の具材のサイズが大きすぎる事が挙げられます。
その為野菜は細かめのみじん切りにするとひび割れずに美味しいハンバーグが作れます。
ハンバーグは成型時に手にタネがベタベタとくっ付いてしまうことが有りますね。
サラダ油を手に薄く塗ってから成型するとストレスなく成型出来ますよ。
まとめ
ハンバーグは大人から子供まで大人気の家庭料理です。
人参・椎茸・ホウレンソウ等お子さんが苦手な野菜を混ぜ込んでも美味しく食べられる所がハンバーグの大きな魅力ですよね。
私も家族の健康を考えついつい野菜を入れすぎタネがまとまらず結局ミートソーススパゲッティにメニューを変更した大失敗を経験しています。
上記でご紹介したポイントを知った後は失敗無く美味しいハンバーグを作れるようになったので是非試してみてください。