牛乳とスキムミルクの違いってなんでしょうか?
スキムミルクって時々聞きますが、何が違うのかよくわかりませんでした。
そこで牛乳とスキムミルクの違いについてまとめました。
また、牛乳で代用できるのかなどについてもご紹介します!
牛乳とスキムミルクの違いは何?
牛乳とスキムミルクの違いは、簡単にまとめると液体(牛乳)か粉末(スキムミルク)です。
牛乳から乳脂肪等の脂肪分と水分を除去して、粉末状にしたものがスキムミルクです。
スキムミルクは脱脂粉乳とほとんど同じで、より水に溶けやすいようにしたものがスキムミルクではないかと思います。
また、栄養成分も異なり特にカルシウムが多いです。
食品成分表2015年度では、牛乳(普通牛乳)100gに対しカルシウムが110mgですが、スキムミルク(脱脂粉乳と見なす)は100gに対しカルシウム1100mgにもなります。
このように、牛乳とスキムミルクの栄養価の違いは顕著でスキムミルクの方が栄養価が高いです。
牛乳でスキムミルクの代用ってできる?
何の料理に使うかにもよりますが、味など細かい所を除けば代用にもなると思います。
ただ、先程のように栄養成分に着目した場合は、スキムミルクよりも牛乳の方が栄養成分の観点から見ると代用は効かないとは思います。
家庭で栄養成分の数値にこだわる方はそこまでいないと思いますので、十分、牛乳でも代用出来るのではないでしょうか。
牛乳とスキムミルクの併用
スキムミルクを上手く活用することで、日本人に足りないカルシウムを補うことが出来ます。
スキムミルクは、とても栄養価が高くカルシウムを補う為のアイテムの1つとして使うことをオススメします。
牛乳にスキムミルクを少し足したり、シチューに少し足すことでカルシウムを多く摂取することが可能です。
カルシウムが足りないと、特に女性は将来骨粗鬆症となり骨がスカスカになり少し転んだり手などをぶつけてしまったりしただけで骨折してしまいます。
まだ若い時代からカルシウムをよく摂取して将来の骨粗鬆症対策をすることをオススメします。
ただ、意外とカルシウムを基準量にすることは意識をしていないと難しいです。
カルシウムの吸収率は牛乳等でも半分しか吸収しない為、日々積極的に摂取をする必要があります。
とはいえ、牛乳の液体などそこまで摂取出来ないですし、反対に脂肪分が多いので過剰に摂ることも出来ませんよね。
そこで活用して頂きたいのが先程のスキムミルクです。
粉末の為少量液体に混ぜるだけでカルシウムを補うことが出来ますし、脂肪分も牛乳に比べたらとても少ないので簡単にカルシウムを摂取することが可能です。
また、スキムミルクは総合して栄養価が高い食品です。
牛乳と比較した場合、ビタミンB1やビタミンB2、塩分排出を助けるカリウムなどが豊富に含まれています。
近年、減塩が話題となっていますが減塩+塩分排出栄養素を摂ると体の為にもなりますね。
食品を上手く活用することで、栄養バランスよく健康的な食事を楽しむことが可能です。
スキムミルクのように、ちょっとした知識が健康増進の1歩へと繋がるので是非活用してみてください。
まとめ
栄養成分の観点から言うと、スキムミルクは牛乳よりも良いと思います。
日本人はカルシウム不足ですが、スキムミルクを上手く活用することで、欠乏しているカルシウムを補うことが出来ます。
牛乳とスキムミルクを併用して使うと味も気にならなくて良いと思います。