パン粉と小麦粉って違いは何なのでしょうか?
小麦からできているのに何が違うの?って思ったことありませんか?
そこで、パン粉と小麦粉の違いについてまとめてみました。
また、パン粉がなかったときの代用できるものについてもご紹介します。
パン粉と小麦粉の違いってなに?
パン粉と小麦粉って、一見同じようなものだと感じてしまいますが、実は少し違います。
小麦粉は、小麦から作った「粉」です。
そして、パン粉は、一旦パンとして作ったものを更に粉にしたものなので、小麦粉よりも作るのに少し手間がかかっており、大きさも小麦粉よりは大きいですね。
どちらも小麦から作られているという点では同じものですが、作り方が違うだけではなくて用途も違ってきます。
どちらもつなぎとして使うことはできますが、小麦粉は製菓だったりパンを作るのに適していますが、パン粉であればそれらを作ることは難しいです。
パン粉はどちらかと言えば揚げ物の衣に使ったり、つなぎに使うことがメインになりますね。
大きさが全く違うので、「製菓やパンなど何かを1から作るのであれば小麦粉」、「揚げ物を作るならパン粉」と使い分けるのがおすすめです。
また、揚げ物をするときにも小麦粉、パン粉とどちらも使うことができるのですが、食感が大きく違います。
小麦粉でつくられたものは唐揚げなどと同じようにカリッとした食感になりますが、パン粉でつくられる場合には、コロッケはフライのようにサクサクとした食間に仕上がります。
これもまた粉の大きさが関係しており、料理を作る上で重要なポイントになります。
同じ小麦で作られていても大きな差があることが分かりますね。
パン粉がないとき代用できるものは?
では、もし料理をするときにパン粉が無かったらどうすれば良いのでしょうか?
例えばつなぎとして使いたいときであれば、小麦粉だったり片栗粉も使うことができます。
少しふっくら感がなくなるという方もいますが、それでも役割はきちんと果たしてくれますよ。
また、揚げ物をするときにも小麦粉、片栗粉で代用は可能です。
ただ、先程もご紹介したとおり食感が変わってきてしまうので、場合によっては別の料理に仕上がってしまうこともあります。
では、その食感を残したまま代用できるものはないのか?そこでおすすめなのが「食パン」です。
パン粉ってパンを小さく砕いて乾燥させたものですから、パンを千切って使うだけでも代用品として活躍してくれるのです。
特に食パンはどの料理にも使いやすいシンプルな味付けなのでおすすめですよ。
まずは小さく千切って、それをトースターで焼いてみるのがおすすめです。
乾燥させなくてもパン粉のようにパサパサした感じに仕上がってくれるので、十分代用ができます。
揚げ物であればサクサクな食感で仕上げることができますし、つなぎとして使いたいときでもパン粉と同様の活躍をしてくれます。
中には、「パン粉って買うと量も多いし、そこまで使わないから食パンでいつも代用している」という方も多くいるほどです。
特につなぎとして使うと、ふっくら感もアップするのでハンバーグを作るときなどにもおすすめですよ。
パン粉がないときはパンを使ってみましょう。
まとめ
小麦粉とパン粉って似たようで大きく違うところも多いです。
ただお互いに代用できるシーンもありますから、うまく使い分けて見ても良いでしょう。
逆に「こっちの食感の方が好き!」なんてこともあるのでいつもと違う料理をしてみても良いですね。